SORACOM IoTもくもく会参加レポート

SORACOM主催のIoTもくもく会に参加してきた。
手順はGitHubにあるので詳細省略するが、ざっくり言うと「Raspberry Piに接続したセンサデータ(*)をインターネット上にSoracom Airで送って、送ったデータをSoracom Beamでセキュアに連携したり、Soracom Harvestで可視化する」というハンズオンだった。
Rasberry Piと超音波センサーとSORACOM Airがあれば、家で一人ででもできそう。

けっこう時間がカツカツでHarvestでの可視化まではたどり着けなかったのが悔しいが、IoTの手触りとSORACOMがIoTやる時に担う役割について体験できてよかった。

書き残しておきたいが2つあるので、記しておく。

1つめ。SORACOMのサービスの中心にはAirがいて、Airを使ってIoT始めようとした時にユーザが困るところを他のサービスでケアする構成っぽいと理解した。 AirはモバイルWifi用途でずっと使っていたが、Beamはじめとしたその他のサービスはいまいち用途がわからなくて真面目に追っていなかった。 今日のハンズオンで、Raspberry Piなどのデバイス側でセキュアな通信を実装するのは手間なので、Beamでクラウド側に処理をオフロードすると言う話を聞き、そこで初めてBeamはじめとしたSORACOMのサービス群の用途のイメージが湧いた。

2つめは、IoT始めるにはモノ(センサ)、インターネット、クラウドの3つが必要という話。
IoTに必要なのはモノ、インターネット、サーバだと思っていたので、白目を向いてしまった(笑) なんというか、時代の波に乗れるのは、その前の波にちゃんと乗れていた人だなぁと思った。
基盤自動化の波に乗れるのは、それ以前にソフト開発のプラクティスを実践していた人だけ。
IoTの波を乗れこなせるのは、それ以前にクラウド上でシステム開発していた人だけ。
そこを意識せず流行りに飛びついても溺れるだけなので、そこは要注意だと思った。

深夜のノリでポエムになってしまったが、IoTもくもく会は勉強になった。参加してよかった。
別のテーマの時にまた参加したい。